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搾乳双子ミロ



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「なんだって、その…こんなことになったのだ?」
「俺もよく分からないんだ。気づいたら、こ…こんな事に…」

双児宮のリビング。
わなわなとよく分からないが震えながら問うサガにミロはばつが悪そうな、どことなく泣き出しそうな表情でそう返すとシャツを捲り上げていた腕を下げようとして寸前でカノンにその腕を押しとどめられた。

「カノン!」
「まぁ、待て。もう少しよおく見せてみろ。なにか分かるかもしれん」
「んなこといって、もう何分経ってると思ってるんだ!しつこいぞ!!」

涙目でミロは声を荒げるとカノンの顔を鷲掴みんで強引に自分から引き離す。
その抵抗に普段ならば引き下がることのないカノンだったが涙目のミロと、それから殺気だったサガの視線をもろに受けては下がらないわけにもいかないので大人しく両手を小さくあげた。





ミロの体にその兆候が現れたのはミロの言通り、気がついたら…であった。
朝は普通に職務をこなし、昼からは訓練生の様子をみて回ったり…特別おかしなことをした覚えも口にした覚えもない。
それなのに…!!

「ミロ。残念なお知らせだ。母乳…シャツに滲んでるぜ?」
「母乳っていうな!!」
「じゃあ、ミロ乳?どちらにせよお前の乳首から分泌されている白濁の液体…だがな」
「うぅ~っ!!!」

そう、突然、前触れもなくミロの乳首から溢れだしてしまったのだ。
俗にいえば、(母乳)と呼ばれるそれが。


「どうしてこんなことに…一体、俺が何をしたというのだ!」
「本当に、心当たりはないんだね?」
「サガ!俺が、一体、何をしたらこうなると思うんだ!さっきから言ってるだろ!」
「あ、ああ…すまない、ミロ。そんな顔をしないでくれ」

ぎゅっと胸を押さえながら唇を震わせるミロにサガもどう対処してよいものやらと困り果てもう一度最初に尋ねたことと同じ事を口にすればミロはぽろりと眦から一粒、雫を落としてしまった。
再びあふれ出るそれを指ですくい上げながらサガはミロに謝罪の言葉を述べるとミロの体を抱き寄せる。
ミロの不安は相当なものなのだろう。
何せ裸足で双児宮に飛び込んできたほどだ。
ミロの乳…とはちょっと心ときめくものではあるが、ここは親身になって解決に向け励むのが良作だ。
ちょっとは…舐めてみたいかも…だが…いやいやいや。
サガは自分の内側からむくむくと湧き上がる黒い欲望をなんとか押さえ込みながら務めて穏やかにミロに微笑みかけた。

「原因は分からんが、とにかく治せないことはないだろう。ミロ、心配するな」
「サガ…」
「そうそう。それに、絞りきってしまえば枯れるんじゃないか?」
「ひゃっ、ぅ…!」

言って、ミロの乳首をシャツの上からぎゅっと摘むカノンにミロは小さく跳ね上がった。
じわりとあふれてくる液体が面白いのかそのままカノンがそれを続ければミロは息を詰まらせながら拒否の言葉を紡ぐのだった。

「やっ、だ、やぁっ、カノンっ、や…っ、サガ、ぁ…!」
「いつもより感度がいいんじゃないか?うん?」
「カノン…いい加減にしろ!ミロだって好きでこんなことに」
「こんな美味しい展開を、お前は黙って見逃せるのか?」
「っ…!」

にやりと唇に笑みを乗せ見つめてくるカノンの誘惑にサガは思わず息を止めた。
それはかなり魅力的な状況だとはサガだって思ってはいるのだ。
ミロの乳首から母乳だなんて、吸わない手などない!とどこかで誘惑に負けそうな自分が居るのも確かだ。
しかし…しかしだ。

「ミロが…嫌がっている、だろう」

じわりじわりと何かが自分の中で込み上げている気がする。
それをなんとか押さえているが、なんだかそれも限界のような気さえしてきた。
この感覚にはサガは覚えがあった。
改心し、二度と表に出さぬと誓ったあの闇よりも濃い黒…。
欲望の黒い自分。

「本当にソレだけが反対する理由か?」
「っ…カノン」

ぺろりと、ミロのシャツをめくり上げてピンと立ち上がったミロの乳首をカノンは見せびらかすように舐め挙げた。
瞬間、「あ、や、ぁっ」と甘い嬌声を上げて自分の腕の中で震えるミロにサガは…
サガはとうとう我慢の限界を超えてしまった。


「ふふふ…ふふ」
「んぁ…サガ?」

ちゅ、っと音を立ててミロの乳首から唇を離したカノンはミロの背後のサガの姿に思わず「げ!」と声を洩らしてから困ったような笑みを浮かべた。
その反応におそるおそるサガを見返すミロも視界に飛び込んだ黒に思わず目を見張った。

「さ、が…?」
「ふふ、こんな美味そうなミロを目の前に…我慢できるはずがなかろう、愚弟が」
「あーあ…萌えの限界超えて黒化してやがる」
「も、萌えの限界!?なんだよ、それっ!さ、サガ、落ち着いてくれ!さ―…ひっ!」
「相変わらずお前の反応は可愛いものだな、ミロよ」

かぷり、とミロの首筋に噛み付いてサガはミロの乳首を無遠慮に摘み上げた。
親指と人差し指の腹でつぶすようにそれを転がせばミロの肩は数度びくびくと跳ね上がる。

「やぁっ、サガ…っ、さ…!うぁあっ!」
「俺も忘れてもらっては困るな。サガばかりいい思いをするのは勘弁だろう?」
「カノン…しかたのない奴だ」

サガが摘んでいるほうと逆の乳首を口に含み吸い上げれば口の中に暖かい液体があふれ出してくる。
それをまるで乳飲み子のようにもっと欲しいとばかりに吸い上げる力を強めればミロは必死で唇を食いしばり、声をちょっとでも洩らすまいと唇を震わせた。


「ミロ、声を我慢するな。それにそんな風に唇を噛むんじゃない…私のものに傷をつけるんじゃない」
「は、ん…ぐ」
「私のものってお前な…ミロはお前だけのものじゃないぞ、愚兄」

ミロの口の中に自分の指を強引に捩じ込んで、それからミロの耳元にねっとりと甘く囁くサガの声にミロは体の奥底から湧き上がるじんと痺れる感覚に抵抗できず体から力が抜けるのだった。
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