つれづれとミロ受けなお話ポチポチ書いてます。
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柔らかなシーツの上はひざ立ちするには少しばかり安定性が悪かったが、しかしカノンはそこに押さえつけるミロの背に手をつくことでバランスを保っていた。
高く上げさせた彼女の秘部にはふかぶかと己の剛が突き刺さっている。
息苦しさと、それから羞恥からか乱れた髪の合間から除くミロの目には殺気のようなものが込められていた。
「反抗的な、顔だな」
言いながら、カノンはミロに思い切り腰を打ち付ける。
ぶちゅりと、何度も中に吐き出した白濁がその勢いであふれ、シーツの上にこぼれるがかまわず彼女の体を何度も何度も繰りかえり突き上げれば細く柔らかな彼女の体は大きく痙攣し、カノンのものをくわえ込む膣がきゅうとしまった。
反抗的な目は乱れきった前髪に完全に隠されてしまったが、微かにうかがえる耳朶の赤さから彼女がどんな表情をしているか推測するのは容易だ。
腹の下に腕を回しミロの体を持ち上げると彼女の体を反転させ、カノンはそのままベッドの上に座り込むとその上にその体を乗せた。
「ひっ…ぐっ…!」
きつくかみ締められていたミロの唇から震えた声がこぼれる。
高く、ひどくそそられる声はそれだけでカノンの加虐心は簡単に煽られてしまう。
強引に顎を掴み、覗き込んだミロの表情を見ればなお更。
涙でぐしょぐしょに濡れ、真っ赤に染まった目元を見れば…なお更。
「いい顔だな…ミロ。嫌だ嫌だといいながら感じて、イって、ここもすごいな、どうしたらこんなに濡らせるんだ?漏らしたみたいに。お前も本当、すきものだよなァ」
「っ…る、さい…だま――っ、あぅっ…」
ミロの言葉を聴き終わらないうちに、カノンはミロの中から自身の剛を引き抜いた。
じゅぼ、と嫌らしい音を盛大に立て引き抜けば零れ落ちる白濁の塊。開きっぱなしの花壷をままに、間を置かずにまだ硬いままのそれをカノンは今度はとうに開発済みのアナルへと突き刺した。
ぴん、とばね仕掛けの人形のように反り返るミロの背中。
それにカノンはちゅっちゅと音を立て口付けの後を残していった。
その度に、ミロの細い肩は小さく震える。
肩甲骨の辺りに軽く噛み付けばその震えはさらに大きなものへとなる。
「流石に、こっちは狭すぎるな」
「く、ぅ…ん…」
「でも、ミロはオシリでも感じてイっちゃう嫌らしい…魔性だから満足だろう?」
無遠慮に、ミロの尻穴を穿ちながらカノンはミロの尻の割れ目の少し上のあたり…尾てい骨の上あたりから生え、ゆらゆらとゆれるそれを掴み強くしごき上げた。
とたん、連続的に締め付けられるアナルと、震えるミロの喉にカノンは口元に浮かぶ笑みが濃くなるのを感じていた。
ミロは魔性…というか、魔物である。
正しく言えば「サキュバス」男の性を貪り、暗い尽くす夢魔だ。
そして、カノンもまた普通の人間ではない。
遠く昔に吸血鬼の先祖を持つ半魔。それも先祖がえりでかなりの力を持つ存在である。
二人は親の取り決めで夫婦になることをミロが生まれたときから決められていた。
自由奔放を愛するサキュバスのミロは当然ながらそれを嫌がった。昔ならいざしらずこの時代に許婚など時代錯誤甚だしいと。しかしミロに惚れていて彼女を当から手放すつもりがなかったカノンは違った。有無を言わさず彼女を監禁すると何日もかけ彼女を調教し、自分の性を彼女に刻み付けた。
結果、彼女はカノンに逆らえない立場になってしまったのだ。
「素直に認めろ。お前は淫乱でいやらしいサキュバスなんだ…俺なしでは生きていけない、な」
「うぬ、ぼれるな…っ、半魔がっ、貴様なんて下郎に…だれ、ひっ」
「かーわいい」
「うっ…くっ」
カノンの揶揄する声にミロは再び上がりそうになる嬌声を奥歯を強くかみ締めることで堪えた。
カノンの指先でこねくりまわされていたのはミロのクリトリスだ。
指先でつまみ、こね、引っ張るカノンにミロの内股は震え、又の奥からはどっと愛液があふれカノンの手を濡らした。
ぬるぬるとその愛液を指先でもてあそびカノンはそれをミロの口の中に無遠慮に突っ込むと空いて方の手で自分のズボンの中をあさった。取り出したのは一本の細い棒だった。
何の変哲もなさそうな棒だがよく見ればところどころでこぼこが見受けられる。
しかしカノンに口の中に指を突っ込まれアナルを乱暴に犯されているミロにはその棒に注意する暇などなかった。
カノンはミロの足を大きく開かせると器用にミロの花壷を片手で割り開くとクリトリの少ししたあたりにその棒を…突き刺した。
尿道だ。カノンが棒を突き刺したのはミロの尿道だった。
「ぃっ…!!」
声にならない悲鳴、そして見開かれた目。
体を硬直させ固まるミロにかまうことなくカノンは棒をずぶずぶとそこに差し入れていった。
棒の中ほどまでが飲み込まれると、カノンはそれを一気に引き抜いて再び中に入れる。
それから浅く差し入れを繰り返せばミロの体はもう一度びくりと震えて、そして彼女の唇は慄き震えるのだった。
「い、ぎっ…ひゃ、だっ、いたい、いたいっ…!!」
「痛い? その割には先ほどから溢れてとまらないのは一体なんだ?」
「ちがっ、そんな、のっ、ぃっ…ひ、ぎゃ…もう、やめてえええ」
ちゅぽん、と音を立て棒を引き抜けばとたん堰を切ったように勢い良く尿道から飛び出したのは黄色の液体だった。
じょぼじょぼと絶え間なく溢れるそれはいつまでも勢いがとまることなく溢れシーツをしとどに濡らした。
断続的なアナルの締め付け。
まるで全てを搾り取るかのようなそれにカノンはあわててアナルから自分のそれを引き抜くと割り開いたミロの花壷に精液を注ぎ込むのだった。
「で、満足…したのか?」
「んー…50点」
「は?いや、お前すごく、のりのりだったろう!?」
「もう少しえげつなくてもいいのに…中途半端なんだもん」
のんびりとソファの上に横になり、ベッドの後始末をするカノンの背中にミロはそう返答を返しながらゆらゆらとゆれる自分の尻尾の先を指先でもてあそんだ。
今日は月に一度の「陵辱の日」らしい。ミロ曰く。
親の取り決めで結婚することとなった二人だが物心つく頃からミロはカノンにめろめろだったしカノンもまた同じだったので結婚には何の異議も二人にはなかった。
ただ、それはそれで面白くない…というのがミロが夢魔たる所以で…
毎度毎度シナリオを変えては「今日はこの設定でエッチ(はぁと)」と強請ってくるミロにいい加減カノンもあきれてきたのだった。
自分的にはミロとはもっと穏やかに甘く…淑やかに繋がりたいのだ。
そりゃあ、まあ…イきくるうミロもそれはそれで愛らしくそそられるが…シーツを敷きながらそんなことを思っていればズボンの前がなんとなくきつくなってきたような気がしてカノンは自分の底なしの性欲に思わずため息をはき捨てるのだった。
「カノンのえっち」
「は!?」
「想像だけでまたえっちしたくなってるだろ?」
「ぅ…」
図星?とにやにやとした笑みを浮かべながらソファを降りたミロがカノンへと迫ってくる。
カノンのワイシャツを一枚羽織っただけの彼女の姿は…実にそそられる。
豊満な胸も、ワイシャツから伸びる足も…たらま、ない。
「ほら、もう硬くなってる…。ねぇ…カノン、このままにしておくのもったいないと思わないか?」
するりと体を寄せてくるミロからはボディーソープではない甘い香りが漂ってくる。
気を許せばすぐに陥落してしまいそうになるその甘い甘い香り、おもわずたじろぎ立ち尽くしていればミロの尻尾はカノンの背中に回され、彼女の手はそっとカノンの腕へと回されていた。
「ね? もっと…ちょうだい?」
きらきらと、ミロの目がいつもの空色ではなく金色へと変わっている。
こうなったら拒めない、ということをカノンは身をもって知っている。
もう、あきらめるしか…ないだろう。
「仕方ない。だが今度は俺の好きな風にやらせてくれよ?」
「うー…酷いのがいいんだけどな。でも…いいよ、カノンが好きな風で」
ちゅ、と背伸びしてカノンの口の端に口付けにこりと微笑むミロにカノンは目元を緩めると彼女の体を横抱きに抱え上げ処理し終えたばかりのきれいなベッドの上に横たわらせるのだった。
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