忍者ブログ
つれづれとミロ受けなお話ポチポチ書いてます。
[39]  [38]  [37]  [36]  [35]  [34]  [33]  [32]  [31]  [30]  [29
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

後日加筆修正しますがとりあえずカノンの過去に触れるお話終り。



拍手[5回]


+ + + + + + + + + +


「なあ、これは演技か?それともまじの方か?」

やや引き気味の声色でぽそりと呟くカルディアに、マニゴルドは考えるようなふりをすると事も無げに「まじの方だろうな」と返答を返す。
目の前に広がるのは腕は確かだが無免許医の作り出す残骸の山、山…。
つい最近も同じ光景を見た気がする、と二人は荒れ果てた診療所ロビーを見渡し、肩を竦めて見せた。
カノンの運営する診療所のロビーは見るも無残な姿となっていたのだった。

今日、二人がここを訪れたのはいつもの「カルディアのおやつたかり」のためであった。
玄人はだしのミロの料理はマニゴルドも舌を鳴らすほどの絶品で、時折やってくる二人をカノンも揶揄しながらもいつも歓迎してくれていた。
それが…今日はとんでもない歓迎を受けたものだとマニゴルドはいまだ残骸を製造し続けるカノンに近づき胸中で苦笑った。

「どうしたよ、カノン」
「……うるさい」

不機嫌を隠そうともせず、カノンは手に持っていた椅子を窓ガラスへと叩きつける。
防弾硝子のはめられた窓は割れこそしなかったものの大きくへこんでしまっている。
自分の事務所ではないからいくら暴れようと構わないのだが、こうも見事にいろいろとぶっ壊されるのを見ると「片づけが大変だな」とか「もったいねえ」という気持ちが表立ってしまう。
そうでなくともつい先だって、ワケあってこのロビーをここまでじゃないにしろ荒らしまくったというのに、ひと月もせぬうちにこれでは営業再開も大変だろうと思うのだ。
まあ…傷むのは自分の財布ではないのだが。

「ったく、今日はなんだってそんなに荒れてるんだよ。…ミロは?」

この光景を見たらミロが卒倒するぞ、と口にしかけたマニゴルドだったが、しかしその言葉はカノンの一睨みの前に慌ててのどの奥へとしまい込まれた。
なんというか…非常に分りやすい。

「…ミロはどうしたよ」

笑みを消し、まじめな顔でもう一度問うマニゴルドにカノンは苛立たしさを隠そうともせず「アスプロスが…」と吐き捨てる。
その返事にマニゴルドはなるほど…と溜息を吐き捨てるのだった。
カノンの家の複雑な事情をマニゴルドも何とはなしに聞き及んでいる。
その中でカノンがもっともアスプロスという男を苦手としていることも。

「あの男が…ミロをかどわかしやがったんだ」
「人聞きが悪いな」
「!」

苦々しくカノンがそう呟き、まだ原型をとどめている椅子に腰を下ろすのと、マニゴルド達の背後から声がかかるのはほぼ同時のことだった。

「あ!あんた」
「おや…君は、ミロの友だちだったかな?」

振り返ったカルディアは見知った顔の男に目を瞬かせた。
それは確か去年のことだ。
ハクレイの店でバイトをしていたときに出会った男…そういえばミロが「アスプロス」と呼んでいたのをカルディアは思い出す。

「あんたが、アスプロスか」
「おや、覚えていてくれたのか。私は…残念ながら君の名前を知らないのだけれどね」

にこりと微笑み言うアスプロスにカルディアはなにやらぞっとするものを覚え、思わず後退った。
口元こそ笑っているがこの男は目が笑っていないのだ。

「探偵君も久しぶりだね」
「ええ…まあ」

そんなカルディアの態度にお構いなしに会話を続けるアスプロスだったが、ロビーを見渡した後の彼の表情は酷く、冷め切ったものへと変わった。

「まったく、酷い光景だ。物を大切に、と学校で習わなかったか?」

呆然とアスプロスを見つめていたカノンはその一言に…ぶちぎれた。

「誰の、せいだと!」
「あ、おい!カノン落ち着けって」

マニゴルドの静止も振り切り、カノンはアスプロスに掴みかかると自分より少しだけ身長の高い彼の体を壁に叩きつけた。
その速さも気迫もすさまじいものでマニゴルドもカルディアも近づくことさえ躊躇われた。

「酷い甥だ。実の叔父に対して」
「うるさいっ!ミロに何かしてみろ…!貴様、ただではおかんぞ!」
「カノン!」

ぎりぎりと締め上げるカノンに顔色一つ変えないアスプロス。
このままにらみ合いが続くのかと思ったそのとき、四人の耳に入ったのは驚きと心配がないまぜになったミロの声、だった。

「み…ロ」
「カノン…!」

アスプロスの襟首を掴むカノン手に自身の手を乗せ、首を振るミロをカノンは目を見開き数秒見つめると素早く自分の腕の中に彼を抱きこみ、そして床に崩れ落ちた。

「か…ノン」

ぎゅうぎゅうと、まるでしがみ付く様な抱擁に、ミロはただされるがままに大人しくカノンの腕に収まった。
そっと、手を伸ばしカノンの背を撫でれば少しだけ、カノンの体は震えている。

「子供だな」

嘲笑を含んだアスプロスの声にミロは顔だけを振り返らせた。

「言っただろう?そいつはお前に寄生しているだけの哀れな男だ。ミロ…見捨てるなら今のうちだ」
「ちょ…あんた」
「マニ」

流石にそれは言いすぎだろう、と抗議の声を上げようとするマニゴルドを制したのはカルディアだった。

「カルディア…」
「いいから」

有無を言わさない、といわんばかりのカルディアの瞳は彼が能力を用いる際と同じ透き通った色で、マニゴルドはその真剣さに口を閉じざるをえなかった。
黙って見守っていると最初に口を開いたのは、ミロだった。

「アスプロスさん…俺は、俺にはカノンが全てです。あなたになんと言われようと、俺はカノンしか選ばない」
「それを刷り込みといわれようと?」
「関係ない。俺が自分の意思でカノンの傍を選んだんです。そして…カノンが俺を選んでくれた。だから俺はカノンの傍にいられる」

静かなミロの言葉にアスプロスは小さく溜息を吐き捨てると小さく両手を挙げて「まいった」と言葉をもらした。
その口元に一瞬、嘲笑でない笑みが浮んだのをカルディアは見逃さなかった。

「今回は諦めよう。しかし…ミロ。君はもう少し考えたほうがいい。その男の傍にいるということ、をね」
「考えるまでもありません」
「ふふ…そうかな」

では、と病院を出て行くアスプロスをカルディアは反射的に追いかけた。その予想外の行動にマニゴルドも慌てながらもその背を追いかける。

荒れ果てたロビーにただ二人、カノンとミロは残されるのだった。


「あんたは…なんで嘘をつくんだ?」
「?」

病院の前に止めてある高級車に乗り込もうとするアスプロスに、カルディアは背後から声をかけた。
ドアを開け放ったままの姿勢でアスプロスは振り返る。

「どういう意味、かな?」

いつものように口元だけをゆがめる笑みを浮かべるアスプロスにカルディアは構わず、続けた。

「あんたも…あんたの弟も。なんで大事なのに大事って言わないんだ?」
「…言っている意味が分らない」

笑みを消し、苛立たしげな気配を漂わせ始めるアスプロスはそういえば…と先ほどマニゴルドが口にした彼の名を思い出した。
「カルディア」そうだ。
彼は自分が前々から会ってみたかった件の能力者ではないか。

「なるほど…それが君の能力かな?」

カルディアに触れようと伸ばされたアスプロスの手。
しかしそれは触れる前に叩き落とされた。マニゴルドによって。

「すいませんけど、こいつは俺の相棒なんで。触るのはやめてくれませんかね?」

マニゴルドのその視線の鋭さに、アスプロスは肩をすくめて見せる。
ちっとも懲りた風な表情ではなかったが。

「やれやれ。私も本当に嫌われたものだ」

今回は諦めよう、と再び車に乗り込もうとするアスプロスに、カルディアは再び声をかけた。

「口にしなきゃわかんねえこともあるんだぜ」

その言葉にアスプロスは一瞬だけ、ドアを閉める手を止めたがすぐに音を立てドアを閉めると表通りへの道を走り出すのだった。








ロビーの事は明日にまわそうと、ミロはカノンに肩を貸し、居住スペースである二階へとあがった。
アスプロスやマニゴルドたちがが帰ってからもずっとカノンは無言のままだ。
ミロはかける言葉もなくソファにカノンを座らせると治療セットを取りにもう一度下に・・・下りようと立ち上がったところで再びカノンの腕の中に閉じ込められた。

「カノン…、手を治療しないと」

ロビーで暴れたときについたのだろう、無数の手の傷は痛ましく、消毒だけでも…と言うミロにそれでもカノンは頑なにミロを離そうとはしなかった。
「カノン……俺は、いつもカノンを傷つけてばかりだな」

ミロの言葉に、カノンは俯かせていた顔を上げる。
しかし、ミロはどこか遠くを見つめたままだ。

「この間も…カノンを守りたいといいながら、俺はカノンを傷つけてしまった…」

つい、ひと月ほど前に起きた事件。
組織の残党の手がカノンに及ばぬようにとミロはカノンの元を去った。
あの時も演技とはいえカノンはロビーで今日のように暴れまわった…らしい。
あの時も、そして今日だっていつも自分の行動がカノンを傷つけてしまう。
それが、ミロはなにより耐え難い苦しみだった。
自分が辛いほうがまだ何百倍もいい。
カノンが傷つくところなど…みたくない。

「違う…違うっ、傷つけているのは俺だ。俺が…お前を傷つけているんだ」
「…カノン?」

カノンの張り上げた声は悲痛さをひしひしと訴える声だった。
震える拳が、カノンの心痛をミロにまで伝えるようだった。

「聞いたのだろう…?アスプロスに、俺がどれほど汚い人間だと。生まれてきたことすら間違いだったのだと」

カノンの言葉に、ミロは目を大きく見開いたが、しかしすぐに首を横にふる。

「聞いて、ないよ」
「嘘を、嘘をつかなくてもいい…!あいつの用件なんて聞かなくても分かる。あいつは、俺を憎んでる…それは、俺が」
「俺は、カノン以外の人間の口からカノンの過去を聞くつもりはない」
「ミ…ロ…」

僅か、怒りの込められた口調にカノンは驚いた。
こんなミロを見るのは初めてだったのだ。
こんなにも感情を露にした、ミロは。
もう何年もともにいるというのに。

「カノンが、過去に囚われて悩んでいるのは分かってる。俺だって、カノンが何で悩んでいるか知りたいし…できることならその悩みから開放してあげたい。でも、カノンがなにも言わないから、俺は踏み込んではならないんだ。俺が出来るのはカノンのそばにずっと居ることだけ…それだけが俺に許されたことだから。だから、俺はカノンが話してくれるまで待つって決めた。カノン以外の人間から、カノンのことを俺は絶対に聞かないって」

ミロがそういい終わる前にカノンは再びミロを抱きしめていた。
少しでも緩めればミロがどこかへ行ってしまう、と恐れる子供のようなその力強い抱擁にミロもカノンと同じく背中に腕を廻すのだった。



「俺とサガは父親が違うんだ…」

カノンの膝の上に抱かれ、背後にカノンの熱を感じながらミロはただ、黙ってカノンの言葉に耳を済ませていた。

「二卵性双生児の場合…稀にそういうことがおきるらしい。同時期に別々の男と性交渉をしていれば、な」

カノンはそう続け、ミロの背中に額を押し付けた。思い出すと未だ、手が震える。
当然だ、その重い過去は長年カノンを苦しめ、時に眠れなくさせるほどにのしかかってきたのだから。

「最初の違和感はアスプロスの態度だった。サガには優しいあいつが、何故か俺にはいつも冷たかった。サガが次期当主だからか、と幼い時は思っていた。本来ならば父が死ねばつぎはその弟であるアスプロスが跡を継ぐはずがなぜか相続から外されていたからな。けれど…違った。アスプロスが俺を嫌うのはもっと深い要因からと気づいたのは俺が16のときだった。」

あの日のことをカノンはありありと思い出せる。
それは土砂降りの雨の日。
スキップ制度でで通い始めた大学でのことだ。

「単なる好奇心から俺は自分と兄のDNA検査を教授に頼んでいたんだ。結果は父親側のDNDの不一致…どういうことだと教授に尋ねれば双生児に於ける父方のDND相違の仕組みを教えられたよ。そして…これが君の父親だろうと差し出されたのはついでにと渡しておいたアスプロスの毛髪から採取したDNDデータだった」

無論、検査が100%の正確さをたたき出すわけではない。
それでも、カノンが答えを導き出すには十分なものだった。
自分がアスプロスに嫌われているわけ…父に疎まれているわけを。
すぐさま引き返した自宅。
そこにはちょうど出先から帰ってきていたアスプロスがいた。
恐れ知らずだった子供がその検査結果を相手に突き出しどういうことだと問うにはまさにうってつけの状況だった。
それがどのような結果を招くかなんて考えもせずに。

「結果は惨憺たるものだったよ」

乾いた笑い声を漏らし、カノンは続ける。

「父と寝たあと俺の母は当時まだ13のガキだったアスプロスを誑かしたのさ。そしてまんまと二人の男の子供を身篭った。無理やり誑かされた叔父はそのときのショックで子供が作れない体になり、そしてそのことが兄である俺達の父にばれ追い出されこそされなかったが、相続権を放棄させられた。あの人からすれば俺は「全てを奪い去った悪魔」なのだろうな…父にも母にも愛されず、叔父にも疎まれ…俺は生まれてきてはならない子供だったのだ」
「カノン…そんな、」
「お前に以前、愛される資格がない…なんていうな、と言ったな。けれど…本当は俺がそうなんだ。俺こそ、愛される資格などない。生きる資格すら本当はないのに…」

カノンの言葉は最後のほうは小さく、掠れていた。
どれほど…どれほどカノンはそんな過去に苦しめられていたのか。
想像も付かぬ痛みに、ミロは自分の腹に廻された手をぎゅうと握り返すことしかできなかった。

「ミロ…俺はな、お前に謝らなきゃならないんだ」

しばしの沈黙の後に、静かに紡がれたカノンの言葉にミロは首を振り向かせた。
カノンの表情は泣きつかれた子供のようにも見える。
そんな顔、させたくなどないのに…けれど、ミロも如何してよいか分からず黙って続きを促すしかなかった。

「初めて…ミロに会ったとき、俺は内心、嬉しかったんだ」
「嬉し、かった?」
「…こんな俺よりも不幸な存在があることに、俺は喜んでいたんだ」

生まれてくることも愛されることも許されなかった自分。けれど目の前の「人間扱いさえされなかった子供」よりはずっとましだ。
まだ親も叔父も自分のことを「人」扱いはしてくれたのだから。

「優越感…?いや、自己顕示欲だろうな。お前を守ることで自分は不幸ではないと言い聞かせていたんだ。こんなかわいそうな子供を守ってやれる、という偽善に浸って…」

ミロは、体のいい、自分の欲望を満たすためだけの存在だった。
求められ、感謝されいい気になって、いい人ぶって。
なんと浅ましい男だっただろう…思い出すだけでカノンは吐き気を催す。

「けれど…そんな思いが一変した日がきたんだ。あれは…そう、春の晴れ間の日だった」

何とはなしに上がった診療所の屋上。
まだ構えたばかりの自分の居城を探検する気分で巡っていたカノンは屋上の光景に深く、心を揺さぶられたのだ。
今にして思えばなんでもない風景に。
しかしあの時の自分には何よりも貴い光景に。

「シーツを干していたんだ。ミロ。柔らかな日差しの中で、お前は…どこか楽しげな表情で」

その姿を見ているうちにカノンは胸が詰まる思いがした。
そして鼻の奥がつんと痛んだのだ。

「愛されたいと思ったんだ、その時。小さな手で一生懸命洗濯物を押さえるその手に甘えたいと思ったんだ。調子のいい話だ…見下していた相手に愛されたいだなんて、滑稽にもほどがある。だけど…俺はその時ミロに恋をしたんだ」

優しい光を纏うミロに、穏やかな表情を浮かべるミロに…。
それは初めて感じる感情だった。
愛されたい…求められたい、守りたい、愛したい…。
彼こそ自分の全てだと思った。自分が全てを掛けても共に居たい相手だと。
気づけばカノンはミロを抱きしめていた。ぱちぱちと大きな目を不思議そうに瞬かせるミロを抱きしめ「愛している」と告げていた。

「愛される資格も、愛す資格も本当はないくせに…俺こそがもっとも最低の男だ…ミロ、す」
「謝ったら、怒るよ」
「ミロ…?」

ぴしゃりと言い切られた言葉にカノンは目を丸める。

「俺は、嬉しかったよ。カノンに求められて…必要とされて。過去がどうのとか昔はこう思ってたとか、そんなことはいいんだ。俺は…俺は、ただ、カノンのために何か出来たらいい。カノンの支えになれていればいい。俺は、カノンと一緒に生きていけたらそれで幸せだ」

震える瞳からほとりと一粒の滴が溢れ、頬を伝い落ちていった。
手の甲に落ちたそれを無意識に口元に運べばその味は胸に、染みた。

「謝ったら、今までの気持ち全部、嘘になるみたいで俺は嫌だ…カノンの思いを、嘘だと思いたくない、だから…っ」
「嘘な、ものか…!」

ミロの体を抱きしめ、カノンは目を閉じた。
今、目を開けばきっとぼろぼろと溢れる雫が止まらない、そんな気がしたのだ。
けれど、開いてもない目からは容赦なく雫が溢れ、止まらずミロの肩を濡らす。
頭上からもずず…と鼻を啜る音がする。

「ミロ…好きだ、言葉じゃ言い表せないくらい…好きだ」
「俺も…俺もだよ」


かっこよさもへったくれもない鼻声で、なさけないくらい震えた声だった。
けれど、嬉しそうに応えてくれるミロの声に、カノンはそれだけで心がすくわれたような…そんな気がするのだった。


PR
この記事にコメントする
name
title
color
mail
URL
comment
pass
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字    


カレンダー
11 2025/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
リンク
フリーエリア
最新コメント
最新記事
(05/26)
(05/21)
(05/20)
(05/19)
(03/25)
プロフィール
HN:
まめ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
Powered by ニンジャブログ Designed by ゆきぱんだ
りんご村 All Rights Reserved
忍者ブログ // [PR]